主婦の休業損害

主婦(家事従事者)でも事故によって負傷し,家事をするのに支障がでれば休業損害を補償してもらうことができます。

損害額の計算方法

損害額計算の基本は 収入日額×休業日数 です。
家事労働の賃金は女性労働者の平均賃金から計算し,1日あたり9975円(平成26年の基準)となります。
ただし,高齢者の場合はこれより低い金額になることがありますし,夫と暮らしていたにもかかわらず,そもそも自分のための家事であるとして認められなかったケースすらあります。
また,親子同居している場合などで,他にも家事をできる人がいる場合にも減額されることがあります。

パートなどで働いている兼業主婦は,現実の収入が高ければそれを基準とすることができますが,ほとんどの場合は主婦として計算した方が得です。

休業日数は通院日数とするか,治療中の全期間として徐々に回復した分を減額していく方式などが考えられます。
入院していればその期間全額請求できることもありますが,通院の場合に全通院期間分の満額を請求することは難しいでしょう。

ちなみに自賠責の基準では5700円なので,弁護士が入ると賠償額がアップすることの多い項目です。